映画の話 愛を読むひと

先日ひとつ映画を見ました。

最近、空き時間に映画を観ることが多いです

(。ӧ◡ӧ。)

 

ケイト・ウィンスレット主演の

愛を読むひと

 

前半は、ただ歳上の女性ハンナと

若い男の子の歳の差恋愛物語、

すれ違う男女の気持ちの話かと思ったら

後半は全く違った方向にいく話だった。

 

寝る前に観たんだけど

これは観た後に、ぼーっとしてしまうような内容だった。

そして何度か観るたびに何か思うことが違って感じる映画かもしれないと思った。

 

突然自分の元を去っていったハンナ。

2人が離れてから主人公のマイケルは弁護士を目指す。

そんな生活の中、数年後に

ハンナの裁判を傍聴することになる。

突然の再開と、ハンナの大罪。

彼女の罪はユダヤ人の艦首。

大量にユダヤ人の迫害に関与していた。

ハンナの罪を裁く裁判の話からその後までが

後半の話だった。

 

やっぱり寝る前に観るには

ちょい重い、結構深い内容だった。

 

艦首をしていたハンナは

その時代にそんな渦中に生きてたら

その役割は命じられたら

やらなければいけない時代であって

それが当然という中での生活なら

罪すら罪と思わなくなるんだろうなぁ…

と思って観てしまった。

 

そしてその罪も、

仲間からはハンナだけの責任と押し付けられている感じも、

うぅーー…と思った(><)

なのにハンナも

事実を言えば罪が軽くなるかもしれないのに

プライド??なのか、何なのか

事実を言わない。

 

どんどんずっしりくる後半の話。

 

彼女の誰にも言えない秘密を知っているマイケルは、それを証言すれば罪は軽くなるかもしれないのに

葛藤はあれど、証言しなかったのは

やっぱり極限になったら

人は自分の保身を考えるのかな……

それともハンナのプライドを守るために言わなかったのか……

その辺が私は今回観ただけではわからなかった。

 

ただ最後の判決の時まで、

私はマイケルは王子様のように

突然証言して

ハンナの味方になってくれるんじゃないかと期待してしまった( ˃ ⌑ ˂ഃ )

 

いや、やっぱりそんなに甘い話ではなかった……

 

刑務所に入ってからの2人のやり取り。

 

マイケルも他の人と結婚、そして離婚という生活の変化はあるけど、

やっぱりハンナへの何かしらの想いがあって、

刑務所に朗読のテープを送り続ける。

 

そして出所が決まってから

ラストの展開も……。

 

きっとマイケルは生涯、

ハンナとの出会いが

人生に響いたんだろうなと思った。

 

繋がっているようで、

でも遠くに離れているような、

そんな気持ちの距離感は

2人の年齢差のせいなのか、

背負っているもののせいなのか、

前半、私はマイケルは若いし、まだ子供の感覚だから、本音でぶつかって伝えてる気がするけど、

ハンナはかなり歳上だから

怒ったり、気持ちをぶつけたりしても、

その時とき口にしてる感情は

やっぱり彼よりも大人な分、

本心は全部言えないでいたんじゃないのかなと

思って観た。

年齢や経験が言えなくさせる事があるんじゃないかと。

そしてマイケルを若い子、年下の青年として見ているんだろうなというのも、

2人が旅行に行ったシーンでのハンナの表情からなんとなくそう思った。

青年のマイケルに受け止められるかは別として、

本心や気持ちは、そこを越えて伝えられていれば……。

全体的に何かが違ったんじゃないのかな。と、

色々思ったけど、

やっぱりそう言えないハンナの気持ちもわかる気がする。

そんな視点で観ることも、

私も長く生きたな✩.*˚と思った。笑

 

ずいぶん前の映画だけどずっと気になっていた

この映画は、

何気なく出会ってしまった2人の生涯をかけた関わりと、その他の時代背景。

が、とても印象的な映画でした。

 

ふぅ……。

寝る直接にベットに入りながら観る映画としては

ちょっと深い映画でした。

 

そしてその日はそのまま何とも言えない感じで

眠りました。(/ω\)笑

 

今日は最近観た映画がちょっと衝撃だった感想のお話でした。

 

ただズッシリ系の話として書いたけど

ちょっと考えらせられる話は嫌いじゃない。

 

そしてタイタニックの頃からケイト・ウィンスレットは好き。

 

ケイト・ウィンスレット

アカデミー賞主演女優賞の映画です。

 

厳しさと凛とした感じのハンナ。

後半、老いた後のハンナの雰囲気。

さすがです!!!と思った。

偉そう。上から何目線(/ω\)

 

ではでは、映画を語った今晩も、また違う映画を一本観て寝ようと思います。

 

また良かったら報告します✨